1. | フライング・ホーム ( Flying Home ) [ ライオネル・ハンプソン ( Lionel Hampton ) / arr. バリー・フォージ ( Barry Forige ) ] ( 3:09 ) イギリス空軍スクォドロネアーズ (Royal Air Force Squadronaires) |
2. | 金管のためのディヴェルティメント ( Divertimento for Brass ) [ ダロル・バリー ( Darrol Barry ) ] ( 10:46 ) 第4セクション優勝:スタンフォード・ブラス (Stamford Brass) |
3. | 何時か何処かで ( Where or When ) [ リチャード・ロジャーズ&ローレン・ハート ( Richard Rogers & Lorenz Hart ) / arr. テッド・ヒース ( Ted Heath ) ] ( 3:51 ) イギリス空軍スクォドロネアーズ (Royal Air Force Squadronaires) |
4. | エピソード・フォア・ブラス ( Episodes for Brass ) [ ガレス・チャーチャー ( Gareth Churcher ) ] ( 12:50 ) 第3セクション優勝:バーンズリー・ブラス (Barnsley Brass) |
5. | ファイアストーム ( Firestorm ) [ スティーヴン・ブラ ( Stephen Bulla ) ] ( 0:46 ) 第2セクション優勝:ミドルトン・バンド (Middlton Band) |
6. | ア・ヒュー・グッド・メン ( A Few Good Men ) [ ゴードン・グッドウィン ( Gordon Goodwin ) ] ( 3:34 ) イギリス空軍スクォドロネアーズ (Royal Air Force Squadronaires) |
7. | アーサー王 ( King Arthur - Scenes from a Radio Drama ) [ ベンジャミン・ブリテン ( Benjamin Britten ) / arr. ポール・ハインドマーシュ ( Paul Hindmarsh ) ] ( 12:55 ) 第1セクション優勝:オールダム・バンド (Oldham Band) |
8. | マンハッタン ( Manhattan ) [ リチャード・ロジャーズ&ローレン・ハート ( Richard Rogers & Lorenz Hart ) / arr. ディック・バレル ( Dick Barrell ) ] ( 3:52 ) イギリス空軍スクォドロネアーズ (Royal Air Force Squadronaires) |
9. | ヘンデル・イン・ザ・バンド ( Handel in the Band ) [ ケニス・ダウニー ( Kenneth Downie ) ] ( 17:00 ) チャンピオンセクション優勝:フォーデンズ・バンド (Foden's Band) |
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下位セクションと思って侮るなかれ。イギリスのブラスバンド文化を感じるための1枚
イギリスのブラスバンドは、レベル毎に5つのセクションに分かれています。一番下は4thセクション。以降、3rd、2nd、1stと数が少なくなるにつれてレベルが上がっていき、そして一番上はチャンピオンシップ・セクションとなります。
この全英選手権決勝はウェールズ、スコットランドを含めたイギリス全土のバンド達が競いその年のイギリスNo.1を決めるコンテストですが、これに出場できるのは2月〜3月に行われた、ぞれぞれのセクションの各地区予選を勝ち抜いた代表バンドだけ。
4th〜1stの各セクションの決勝は9月にチェルトナムにて、チャンピオンシップ・セクションは10月にロンドンのロイヤル・アルバート・ホールにてそれぞれ行われました。このCDに収録されているのは4th〜1st、そしてチャンピオンシップ・セクションのそれぞれの優勝バンドの演奏と、ロイヤル・アルバート・ホールの結果発表の前に行われたガラ・コンサートでのイギリス空軍スクォドロネアーズの演奏です。
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・チャンピオンシップ・セクション課題曲「ヘンデル・イン・ザ・バンド」
優勝 - フォーデンズ・バンド
このCDの目玉はやはり最高峰、チャンピオンシップ・セクション覇者、フォーデンズ・バンドの演奏。
このコンテストにて3人の審査員のうちの1人を担当したルーク・フェルトメンに「曲全体の音量バランスが適切で、完璧な演奏」と言わしめた通り、決して大袈裟な解釈をする事無く”楽譜通り”の演奏をする傍、前述のルーク曰く「楽譜上ではずっとmfでも、場所によって浮き出る楽器は違ってくる。フォーデンズの指揮者、ラッセル・グレイはその解釈が素晴らしかった」とのように、音楽的にも欠かせない要素を含んだ「完璧な演奏」です。
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・1stセクション課題曲「アーサー王」
優勝 - オールダム・バンド
・2ndセクション課題曲「ファイアストーム」
優勝 - ミドルトン・バンド
・3rdセクション課題曲「エピソード・フォー・ブラス」
優勝 - バーンズリー・ブラス
・4thセクション課題曲「金管のためのディヴェルティメント」
優勝 - スタンフォード・ブラス
身も蓋もない言い方をしてしまえば、”下位バンド”。確かにチャンピオンシップ・セクションに比べると、演奏の質は劣ります。
しかし、随所に見られる「ブラスバンド文化が染み付いている音」が、どのセクションでも通じて聴こえてきます。各楽器のソロで感じられるフレーズの適切な歌い方や、複数の楽器が鳴っている場所で聴こえる、浮き出る楽器の選択の仕方。チャンピオンシップ・セクションだけでなく下のバンドでもそのような「ブラスバンドの基本」が染み付いており、イギリスにおけるブラスバンド文化の根付きの深さがわかります。
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・イギリス空軍スクォドロネアーズによるガラ・コンサート
「フライング・ホーム」
「何時か何処かで」
「ア・ヒュー・グッド・メン」
「マンハッタン」
これまでの全英選手権では、チャンピオンシップ・セクションで競ったバンドのどれか一つがガラ・コンサートも担当するのが通例でしたが、2017年からは全く別の団体を招待して演奏する形となりました。
今回はビッグバンド・ジャズ、イギリス空軍スクォドロネアーズ。ジャズのスタンダード・ナンバーである4曲が収録されています。このバンドのトランペット奏者2人が元々ブラスバンドで吹いていた事もあり、最後の「マンハッタン」にてこの2人が主役となっています。ブラスバンドから始まり、ビッグバンドまで通じているイギリスの音楽文化。そんな繋がりを聴く事が出来ます。
収録曲はそれぞれ全く別の団体の演奏。しかしこの1枚を通して聴いてみると、イギリスのブラスバンドの広がりを知る事ができます。ぜひ手に取ってみて、ブラスバンド文化を感じてみてください。
(2019年6月 元ブラック・ダイク・バンド打楽器奏者 福原泰明)
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