1. | ボナパルト ( Bonaparte ) [ オットー・シュワルツ ( Otto M. Schwarz ) ] ( 14:44 ) オランダ王立陸軍ヨハン・ヴィレム・フリソ軍楽隊 |
2. | ドラゴン・ファイト ( Dragon Fight ) [ オットー・シュワルツ ( Otto M. Schwarz ) ] ( 10:42 ) ドイツ管楽フィルハーモニー |
3. | 80日間世界一周 ( Around the World in 80 Days ) [ オットー・シュワルツ ( Otto M. Schwarz ) ] ( 10:33 ) ムジークフェライン・アイスターシャイム |
4. | ファンキー・ウインズ ( Funky Winds ) [ オットー・シュワルツ ( Otto M. Schwarz ) ] ( 4:45 ) ミッドウェスト・ウィンズ |
5. | ファイアファイターズ ( Firefighters ) [ オットー・シュワルツ ( Otto M. Schwarz ) ] ( 2:24 ) ミッドウェスト・ウィンズ |
6. | アブソリュート・クロスオーバー ( Absolute Crossover ) [ オットー・シュワルツ ( Otto M. Schwarz ) ] ( 7:44 ) ミッドウェスト・ウィンズ |
7. | モンブラン ( Mont-Blanc ) [ オットー・シュワルツ ( Otto M. Schwarz ) ] ( 12:30 ) ドイツ軍コンサート・バンド |
8. | 歓迎序曲 ( Welcome Overture ) [ オットー・シュワルツ ( Otto M. Schwarz ) ] ( 8:43 ) スロヴェニア警察音楽隊 |
9. | ファンキー・ブラス ( Funky Brass ) [ オットー・シュワルツ ( Otto M. Schwarz ) ] ( 4:27 ) ボーナス・トラック オーバーエステライヒ・ブラスバンドによるライブ演奏 |
|
|
| ||||||
|
|
| ||||||
|
作曲者のオットー M. シュワルツは1967年にオーストリア北部の町ノインキルヒェンに生まれました。その後ヴィンパッシングで育ち、現在もそこに住んでいます。ウィーン音楽アカデミーで学び、そこではトランペットをヨゼフ・ポンベルガー(元ウィーン・フィル主席トランペット奏者)に、作曲をハインツ・クラフトヴィルに師事しました。シュワルツは主にコマーシャル、映画、テレビやラジオなどの分野で活躍しており、その経験が吹奏楽作品でも活かされています。
この CD では、さまざまなバンドによって演奏されたシュワルツの作品がまとめられています。《ボナパルト》《ドラゴン・ファイト》《モンブラン》のような、映画音楽を思わせるスケールの大きいドラマチックな構成の作品から、《ファンキー・ウィンズ》《アブソリュート・クロスオーバー》《歓迎序曲》などノリのよいポップス調の作品まで、シュワルツの多彩な作風を堪能できる作品集です。
《ボナパルト》はフランスのフォルバック市民吹奏楽団の委嘱によって作曲されました。題名の「ボナパルト」はフランス皇帝ナポレオン・ボナパルトのことで、彼の波乱万丈の生涯を描いた作品です。チャイコフスキーの「1812年」のように「ラ・マルセイエーズ」が軍隊の勇ましさの象徴として使われており、これに銃声などの効果音も交えた戦闘シーンが展開されます。
《ドラゴン・ファイト》は 2006 年にリヒテンシュタイン公国の独立200周年に際して作曲されました。この作品はリヒテンシュタインにある、アルプスを望むグフリナという村を舞台にしたドラゴン伝説を基にしています。山の洞窟に住んで村人たちを恐れさせていたドラゴンと、村に住んでいた巨人との戦い、そして最後に巨人が勝利して村人たちが平和に暮らすことができるようになった様を描いています。
《80日間世界一周》はオーストリアの Musikverein Aistersheim の委嘱によって書かれました。タイトルは、もちろんジュール・ヴェルヌによって書かれた有名な小説のことですが、この小説での世界一周の航路をそのまま音楽で再現しています。ビッグベンを思わせる鐘の響きとともに主人公フィリアス・フォッグはロンドンを出発し、鉄道や船を乗り継いで、アラビア、インド、中国、アメリカを回って再びロンドンへと帰ってきます。経由地の国歌やその地域の民族音楽風の音楽が次々と現われます。
《ファンキー・ウィンズ》は、《バンド・フィーヴァー》《ファンク・アタック》などと同様、洗練されたポップス調の吹奏楽オリジナル作品です。中間部ではトランペットとエレキベースのソロがフィーチャーされています。
《ファイアファイターズ》は、オーストリアの青少年吹奏楽連盟からの委嘱で書かれました。技術的な難易度は低く設定されていて演奏時間も短いですが、クールな雰囲気が特徴的です。
《アブソリュート・クロスオーバー》はオーストリアのコンサート・バンド(Austrian Music Society TK-Molzbichl)とビッグ・バンド(Schulerbigband Spittal)からの委嘱によって書かれました。その際の依頼は「コンサート・バンドとビッグ・バンドそれぞれの特徴を生かしつつ、普通に演奏できる作品」というものでした。この作品ではそれぞれの演奏形態の特徴的なスタイルが対比して演奏されます。例えば、コンサート・バンド的なサウンドを特徴付けているのは華々しいファンファーレ、ビッグ・バンド的なサウンドを特徴付けているはテンポの早いリズミカルな曲想あるいはスローなスウィング調と言えましょう。最後にはそれらがお互いに結びついて壮大なクライマックスを築いています。
《モンブラン》はフランスの南東部の都市サン・ジェルヴェ・レ・バンの市民吹奏楽団からの委嘱によって作曲されました。イタリアとスイスの国境に位置するこの都市の近くに「ヨーロッパの屋根」と呼ばれる西ヨーロッパ最高峰のモンブランがあります。シュワルツは、モンブランの輝く大氷河の印象からこの曲を作曲しました。「早朝、登山者は頂上に向けて出発し、日の出を目にします。頂上に向かう途中では様々な危険が待ち受けていて、吹雪や落石が彼らを襲いますが、天候が変わり、彼らは困難の末に登頂に成功します。」曲を聴きながら、このような情景を思い浮かべることができるでしょう。
《歓迎序曲》は、ドイツのバート・ノイハイムという都市のために作曲されました。タイトルが示すように、2006 年のサッカー・ワールドカップでこの地を合宿地としたサウジアラビア代表チームを歓迎するために作られた作品です。厳かな導入部から一転して躍動感のあるポップス調の曲想になり、後半では歓声や合唱も入って勝利の歓喜を表現しています。
ボーナス・トラックとして収録されている《ファンキー・ブラス》は、4曲目の《ファンキー・ウィンズ》の原曲であるブラスバンド版です。この作品は 2006 年に北アイルランドのベルファストで開催されたヨーロッパブラスバンド選手権のためにオーバーエステライヒ・ブラスバンド (Brass Band Oberosterreich)が委嘱したものです。そのオーバーエステライヒ・ブラスバンドによる熱狂的なライブ演奏をお楽しみください。
(2008年8月 阿部達利)
|
|
| ||||||
|
|
| ||||||
|
|
| ||||||
|
|
| ||||||
|
|
| ||||||
|
クレジットカード(推奨) |
ご利用いただけるのは、以下のカードです |
後払い(コンビニ・銀行・郵便局) |
■このお支払方法の詳細
■ご注意
|
代金引換 |
ご利用いただけるのは2回目以降のご注文からとさせていただいております。
■このお支払方法の詳細
■ご利用可能なお支払い方法
|
銀行振込(前払) |
|
商品代金(本体・税別) | 発送方法が |
発送方法が |
支払い方法が 「代金引換(コレクト便)」 の場合 |
|
時間指定:可能な場合あり | 時間指定:可能 | 時間指定:可能 | ||
送付手数料 | 0円 | 550円 |
880円 |
1210円 |
1円〜3,000円 |
|
|||
3,001〜5,000円 |
無料 |
|||
5,001円〜10,000円 | 550円
|
|||
10,001〜15,000円 | 無料 |
550円 |
||
15,001円以上 |
|
発送にかかる日数の目安
発送方法 | 北海道、東北、中国、四国、九州、沖縄 | それ以外 |
ヤマト運輸の宅急便・コレクト便 レターパックプラス/ライト(郵便小包) |
2日 | 翌日 |
ヤマト運輸のネコポス便 |
|
クレジットカードでお支払いの場合についての追記
代金引換によるお支払いに関して
※平成26年4月1日より一部変更の上適用
お客様のご都合によるキャンセル
お客様のご都合によるキャンセルで、すでにご入金をいただいている場合の返金
3万円未満の返金 | 220円 |
---|---|
3万円以上の返金 | 440円 |
ミュージックストア・ジェイ・ピーの都合によるキャンセル
前払いで未入金のお客様へ
商品発送後の返品に関する規定
楽譜の場合
CDの場合
マスクや雑貨の場合
ミュージックストア・ジェイ・ピーのミスで違う楽譜や雑貨、破損CDなどをお届けしてしまった場合は、もちろん返品に応じます。