DISC 1 | |
1 | JFK ファンファーレ ( JFK Fanfare ) [ レナード・バーンスタイン ( Leonard Bernstein ) / arr. シド・ラミン ( Orch. Sid Ramin ) ] ( 0:41 ) |
2 | キャンディード序曲 ( Overture to Candide ) [ レナード・バーンスタイン ( Leonard Bernstein ) / arr. ウォルター・ビーラー ( Trans. Walter Beeler ) ] ( 4:44 ) |
3 | キャンディード組曲:考えられる限り最善の世界 ( Candide Suite: The Best of All Possible Worlds ) [ レナード・バーンスタイン ( Leonard Bernstein ) / arr. クレア・グランドマン ( Trans. Clare Grundman ) ] ( 1:56 ) |
4 | キャンディード組曲:ウエストフェリエのコラールと戦いの場面 ( Candide Suite: Westphalia Chorale and Battle ) [ レナード・バーンスタイン ( Leonard Bernstein ) / arr. クレア・グランドマン ( Trans. Clare Grundman ) ] ( 1:51 ) |
5 | キャンディード組曲:死刑執行 (何て日だ) ( Candide Suite: Auto-da-fe (What a Day) ) [ レナード・バーンスタイン ( Leonard Bernstein ) / arr. クレア・グランドマン ( Trans. Clare Grundman ) ] ( 1:59 ) |
6 | キャンディード組曲:着飾って、きらびやかに ( Candide Suite: Glitter and Be Gay ) [ レナード・バーンスタイン ( Leonard Bernstein ) / arr. クレア・グランドマン ( Trans. Clare Grundman ) ] ( 2:49 ) |
7 | キャンディード組曲:草花や菜を育てよう (フィナーレ) ( Candide Suite: Make Our Garden Grow ) [ レナード・バーンスタイン ( Leonard Bernstein ) / arr. クレア・グランドマン ( Trans. Clare Grundman ) ] ( 3:40 ) |
8 | 「オン・ザ・タウン」より3つのダンス・エピソード:グレート・ラヴァー ( Three Dance Episode from "On the Town": The Great Lover ) [ レナード・バーンスタイン ( Leonard Bernstein ) / arr. マリス・スティス ( Trans. Marice Stith ) ] ( 2:02 ) |
9 | 「オン・ザ・タウン」より3つのダンス・エピソード:ロンリー・タウン・パ・ド・ドゥ ( Three Dance Episode from "On the Town": Lonely Town: Pas De Deux ) [ レナード・バーンスタイン ( Leonard Bernstein ) / arr. マリス・スティス ( Trans. Marice Stith ) ] ( 2:35 ) |
10 | 「オン・ザ・タウン」より3つのダンス・エピソード:タイムズ・スクウェア1944 ( Three Dance Episode from "On the Town": Times Square: 1944 ) [ レナード・バーンスタイン ( Leonard Bernstein ) / arr. マリス・スティス ( Trans. Marice Stith ) ] ( 5:06 ) |
11 | 映画「波止場」からの交響組曲 ( Suite from "On the Waterfront" ) [ レナード・バーンスタイン ( Leonard Bernstein ) / arr. ジェイ・ボクック ( Trans. Jay Bocook ) ] ( 18:16 ) 演奏:昭和音楽大学 |
12 | バレエ「ファンシー・フリー」 ( Danzon from "Fancy Free" ) [ レナード・バーンスタイン ( Leonard Bernstein ) / arr. ジョン・クランス ( Trans. John Krance ) ] ( 3:10 ) |
13 | 交響曲第1番「エレミア」より 第2楽章 冒涜 ( Profanation ) [ レナード・バーンスタイン ( Leonard Bernstein ) / arr. フランク・ベンクリシュートー ( Trans. Frank Bencriscutto ) ] ( 6:52 ) 演奏:昭和音楽大学 指揮:福本信太郎 |
DISC 2 | |
1 | スラヴァ ( Slava! ) [ レナード・バーンスタイン ( Leonard Bernstein ) / arr. クレア・グランドマン ( Trans. Clare Grundman ) ] ( 3:36 ) |
2 | 「ミサ曲」より〜金管五重奏とコンサートバンドのための ( Suite from "Mass" ) [ レナード・バーンスタイン ( Leonard Bernstein ) / arr. マイケル・スウィーニー ( Trans. Michael Sweeney ) ] ( 14:48 ) |
3 | ディヴェルティメント:セネットとタケット ( Divertimento: Sennets and Tuckets ) [ レナード・バーンスタイン ( Leonard Bernstein ) / arr. クレア・グランドマン ( Trans. Clare Grundman ) ] ( 1:26 ) |
4 | ディヴェルティメント:ワルツ ( Divertimento: Waltz ) [ レナード・バーンスタイン ( Leonard Bernstein ) / arr. クレア・グランドマン ( Trans. Clare Grundman ) ] ( 1:58 ) |
5 | ディヴェルティメント:マズルカ ( Divertimento: Mazurka ) [ レナード・バーンスタイン ( Leonard Bernstein ) / arr. クレア・グランドマン ( Trans. Clare Grundman ) ] ( 1:52 ) |
6 | ディヴェルティメント:サンバ ( Divertimento: Samba ) [ レナード・バーンスタイン ( Leonard Bernstein ) / arr. クレア・グランドマン ( Trans. Clare Grundman ) ] ( 1:04 ) |
7 | ディヴェルティメント:ターキー・トロット ( Divertimento: Turkey Trot ) [ レナード・バーンスタイン ( Leonard Bernstein ) / arr. クレア・グランドマン ( Trans. Clare Grundman ) ] ( 1:42 ) |
8 | ディヴェルティメント:スフィンクス ( Divertimento: Sphinxes ) [ レナード・バーンスタイン ( Leonard Bernstein ) / arr. クレア・グランドマン ( Trans. Clare Grundman ) ] ( 0:52 ) |
9 | ディヴェルティメント:ブルース ( Divertimento: Blues ) [ レナード・バーンスタイン ( Leonard Bernstein ) / arr. クレア・グランドマン ( Trans. Clare Grundman ) ] ( 1:46 ) |
10 | ディヴェルティメント:思い出に−ボストン響よ、永遠なれ ( Divertimento: In Memoriam: March "The BSO Forever" ) [ レナード・バーンスタイン ( Leonard Bernstein ) / arr. クレア・グランドマン ( Trans. Clare Grundman ) ] ( 4:11 ) |
11 | 「ウエスト・サイド物語」より「シンフォニック・ダンス」 ( Symphonic Dances from "West Side Story" ) [ レナード・バーンスタイン ( Leonard Bernstein ) / arr. ポール・ラヴェンダー ( Trans. Paul Lavender ) ] ( 23:21 ) 演奏:ローンスター・ウィンド・オーケストラ |
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アメリカの出版社GIAが制作している作品集シリーズ「Composer's Collection」の2013/2014年の新譜では、ユダヤ系移民の家庭に生まれた、20世紀アメリカを代表する2人の音楽家の作品が取り上げられました。このCDはその一人、アメリカが生んだ最初の世界的な指揮者であり、ブロードウェイ・ミュージカルでもその名を馳せ、20世紀後半のクラシック音楽界をリードしたレナード・バーンスタインを取り上げています。
バーンスタインは1918年にウクライナ系移民の息子としてボストン近郊のマサチューセッツ州ローレンスで生まれ、ハーヴァード大学を卒業した後カーティス音楽院でピアノをイザベル・ヴェンゲローヴァに、指揮をフリッツ・ライナーに、作曲をウォルター・ピストンに学びました。ニューヨーク・フィルハーモニー交響楽団(現在のニューヨーク・フィルハーモニック)の副指揮者だった1943年に、急病で倒れたブルーノ・ワルターに代わってほとんどリハーサルなしにカーネギー・ホールの指揮台に立ち、大成功を収めて指揮者として華々しいデビューを果たしました。1958年から1969年までニューヨーク・フィルハーモニックの音楽監督を務め、作曲に専念するためにその職を辞してからも指揮者として世界中のオーケストラとたびたび演奏会や録音を行いました。また、教育者として若い音楽家の育成に努め、ニューヨーク・フィルを使った音楽入門のテレビ番組「青少年コンサート」を手がけ、さまざまなレクチャーで後進の指導にあたったり、毎年札幌で開催されているパシフィック・ミュージック・フェスティバル(PMF)を1990年に創設するなど多大な貢献をしましたが、1990年10月に肺癌のためニューヨーク市内の自宅で死去しました。
バーンスタインの作品にはいわゆる吹奏楽の編成のためのオリジナル曲はありませんが、その存命中からミュージカルの作品を中心に吹奏楽編曲が出版され広く演奏されてきました。このCDでは、ミュージカルや映画の音楽から交響曲まで、11曲が収録されています。
オープニングは1961年のジョン・F・ケネディの大統領就任を記念して作曲された「J.F.ケネディ大統領就任のためのファンファーレ」です。バーンスタインはケネディ家とも親しく、就任式の司会を務めたフランク・シナトラの委嘱で、同じハーヴァード大学の同窓生であるケネディのためにこのファンファーレを書きました。オーケストラの管打楽器セクションの編成で作曲され、1月16日に作曲者の指揮で初演されました。なお、CDではこの曲のオーケストレーションを手がけた編曲者名にミスプリントがあり、正しくはシド・ラミン(Sid Ramin)です。ラミンはアーウィン・コスタルとともにバーンスタインの劇場や映画の音楽のオーケストレーションを手がけ、演奏会用組曲への編曲なども行った名編曲家です。
バーンスタインはケネディに関係がある曲を他に2曲残しています。1963年に作曲され、初演の2週間前に起こったケネディの暗殺を受けてその死を悼んで献呈された交響曲第3番「カディッシュ」と、ケネディ夫人のジャクリーン・ケネディ・オナシスの委嘱で1971年に作曲された「ミサ曲」です。
「ミサ曲」はワシントンDCに完成したジョン・F・ケネディ・センターの落成を記念して作曲されました。古典的なミサ曲の構成によらず、舞台上とオーケストラピットの2群に分かれ、ロックバンドやマーチングバンドを内在する大編成のオーケストラと、ラテン語と英語の歌詞による多くの独唱者を含む合唱によって演奏される、全32曲、演奏時間90分を超える大曲です。
ここに収録されているのは、アメリカの出版社ハル・レナードの吹奏楽部門の責任者を務めながら作編曲家としても活躍するマイケル・スウィーニーが、金管五重奏のカナディアン・ブラスとイーストマン・ウィンド・アンサンブルの委嘱で編曲したものです。「アレルヤ」「サンクトゥス」「アニュス・デイ」「シンプル・ソング」「オッフェルトリウム」「ラウデ」「全能なる父」を抜粋し、声楽の部分を金管五重奏に、オーケストラの部分を吹奏楽に編曲して15分ほどの組曲にまとめられました。
18世紀フランスの思想家ヴォルテールが1759年に発表した小説「カンディード」を原作とした「キャンディード」は、ミュージカルともオペレッタともされる舞台演劇です。1956年12月1日にブロードウェイのマーティン・ベック劇場で正式に初演されたものの約3ヶ月で公演は打ち切られ、その後何度も改訂がなされました。上演時間が長く、実際に演奏される機会はそれほど多くはありませんが、バーンスタインの代表作の一つと言えます。
序曲は、多くの有名なオペレッタの序曲と同様に、劇中のさまざまな旋律をつなぎ合わせて作られています。初稿版の公演打ち切り後にフル・オーケストラの編成用に書き直され、ニューヨーク・フィルのコンサートで演奏されると大成功を収めました。4分半の短い演奏時間の中で次々に場面が転換していく、スピード感溢れる作品です。オーケストラの小品として単独で演奏される機会も多く、日本では指揮者の佐渡裕が司会を務めるテレビ番組「題名のない音楽会」のテーマ曲としても広く知れ渡っています。この録音ではイサカ大学バンドのバンドディレクターを務めたウォルター・ビーラーの編曲が使用されています。
そして、組曲は、バーンスタイン作品の吹奏楽編曲を数多く手がけるクレア・グランドマンが、1956年のオリジナル・ブロードウェイ版のスコアから、「考えられる限り最善の世界」「ウェストフェリアのコラールと戦いの場面」「死刑執行 (何て日だ)」「着飾って、きらびやかに」「畑を耕そう」の5つのナンバーを抜粋して、1993年に吹奏楽のための演奏会用組曲に構成しており、舞台をご覧になった方は劇中の名場面を思い起こすことでしょう。
「オン・ザ・タウン」は1944年12月にブロードウェイで初演され、1949年には映画化もされたミュージカルで、海軍の水兵3人が24時間の休暇を過ごしたニューヨークでの恋愛や騒動を描いています。バーンスタインの音楽とジェローム・ロビンズの振付によるダンスが特に高く評価され、1946年2月まで462回に渡って上演されました。ここに収録されている「3つのダンス・エピソード」は、約1時間半のミュージカルから「大いなる恋人」「ロンリー・タウン、パ・ド・ドゥ」「タイムズ・スクウェア1944」の3つのバレエやダンスのナンバーを集め、1946年に初演された演奏会用組曲です。吹奏楽への編曲はコーネル大学の教授でトランペット奏者としても活躍したマリス・スティスが1971年に指揮者を務めるコーネル大学ウィンド・アンサンブルのために行ったもので、バーンスタイン自身も1975年にこの吹奏楽編曲版を指揮したことがあるということです。
その「オン・ザ・タウン」の基になったのが、1944年4月にメトロポリタン歌劇場でニューヨーク・シティ・バレエ団によって初演された15分ほどのモダン・バレエ「ファンシー・フリー」でした。ここでは、そのバレエ音楽の中から、3人の水夫がそれぞれソロで踊るヴァリアシオンの一つでキューバ起源の踊り「ダンソン」をお楽しみいただけます。吹奏楽編曲を行ったジョン・クランスは、イーストマン音楽学校の出身で放送局のディレクターとして映画音楽やミュージカルのアレンジなども手がけており、吹奏楽の分野ではオルフの「カルミナ・ブラーナ」の編曲などが知られています。
マーロン・ブランドが主演した1954年制作のエイラ・カザン監督映画「波止場」は、バーンスタインが唯一音楽を手がけた映画です。社会派映画としてアカデミー賞やゴールデングローブ賞など多くの映画賞を受賞し、バーンスタインも作曲賞にノミネートされました。管弦楽のための交響組曲「波止場」は、公開の翌年に映画で使用されなかった音楽を含め、続けて演奏される6つの部分からなる演奏会用組曲として書かれたもので、吹奏楽編曲はジェイ・ボクックです。
バーンスタインは交響曲を3曲残しており、「エレミヤ」と題された最初の交響曲はまだ無名だった1939年から1942年にかけて作曲されました。「預言」「冒涜」「哀歌」の3つの楽章からなり、1944年1月28日に作曲者の指揮でピッツバーグ交響楽団により初演されました。エレミヤとは旧約聖書に記されている古代ユダヤの預言者で、終楽章ではメゾソプラノ独唱によって旧約聖書の「エレミヤ哀歌」の一節がヘブライ語で歌われるなど、作曲者のユダヤ系という血筋を強く意識した作品となっています。その第2楽章「冒涜」は、エレミヤの教えを聞かず神を崇めようとしないユダ王国の民衆の熱狂を描くように、ユダヤ風のメロディーとともにエネルギッシュな音楽が展開されます。吹奏楽編曲は指揮者としてミネソタ大学のバンドディレクターや武蔵野音楽大学の客員教授などを務め、ジャズ・サクソフォーン奏者や作曲家としても輝かしい経歴を持つフランク・ベンクリシュットーです。
旧ソ連出身のチェロの巨匠であり指揮者としての活動も知られるムスティスラフ・ロストロポーヴィチは、芸術や言論の自由を擁護する立場からさまざまな活動を繰り広げたために、ソ連当局から反体制と見なされ亡命を余儀なくされます。アメリカに渡ったロストロポーヴィチは1977年にワシントンD.C.のナショナル交響楽団の音楽監督に就任し、それを記念して作曲されたのが「管弦楽のための政治的序曲」というサブタイトルが付けられている「スラヴァ!」です。1977年10月11日にロストロポーヴィチが親友であるバーンスタイン作品の個展を行った際に初演されました。タイトルはロシア語で栄光という意味がありますが、ロストロポーヴィチの愛称でもあります。わずか7回の上演で打ち切られたミュージカル「ペンシルヴァニア通り1600番地」の旋律を転用して書き上げた小品で、吹奏楽版では割愛されていますが原曲の管弦楽版では政治的な演説と群衆の喝采を収録したテープが流されるという趣向もあり、最後に全員で「スラヴァ!」と叫んで終わります。
「ディヴェルティメント」はボストン交響楽団の創立100周年を記念して委嘱され、1980年9月25日に小澤征爾の指揮で初演された管弦楽組曲です。ボストン(Boston)と百周年(Centennial)の頭文字から取られたBとCの音を主題として展開する、「ディヴェルティメント」の曲名どおり明るく軽妙な短い8曲からなります。シェイクスピアの戯曲からの一節で式典の開始を告げる合図とファンファーレを意味する「セネットとタケット」、バッハのメヌエットとして知られる旋律を引用した7拍子の「ワルツ」、ダブルリードを中心としベートーヴェンの交響曲第5番第1楽章のカデンツァも聞かれる「マズルカ」、自身の「ウエスト・サイド物語」と「ファンシー・フリー」の2つのミュージカルのスタイルによる「サンバ」と「ターキー・トロット」、シェーンベルクやヴェーベルンの十二音音楽を模した「スフィンクス」、自身の「プレリュード、フーガとリフ」の雰囲気を持つジャズ風の「ブルース」、かつてボストン交響楽団に在籍した今は亡き音楽家たちに捧げる静かな前半とチャールズ・アイヴズの行進曲を思わせるにぎやかな行進曲風の後半からなる「思い出に−行進曲『ボストン響よ、永遠なれ』」で華やかに締めくくられます。
1957年にブロードウェイで初演されたミュージカル「ウエスト・サイド物語」は、バーンスタインの代表作というだけでなくブロードウェイ・ミュージカルの最高傑作の一つといえるでしょう。シェイクスピアの有名な戯曲「ロミオとジュリエット」を下敷きに、当時のニューヨークの社会情勢を織り込んだこの作品は、1961年には映画化もされ、世界的に大ヒットしました。シド・ラミンとアーウィン・コスタルの協力を得て書き上げられた音楽は、舞台を離れ世界中で演奏されています。「シンフォニック・ダンス」はその魅力的な音楽の中からダンスナンバーを中心に集めて一般的なオーケストラの編成のために編曲された演奏会用組曲で、1961年2月13日にニューヨークのカーネギー・ホールでルーカス・フォス指揮のニューヨーク・フィルハーモニックによって初演されました。切れ目なく演奏される「プロローグ」「サムウェア」「スケルツォ」「マンボ」「チャ・チャ」「出会いの場面」「クール」「フーガ」「決闘」「フィナーレ」からなり、ミュージカルの悲劇的なエンディングそのままに不協和音で静かに終わります。
吹奏楽への編曲も長らく待ち望まれていましたが、遺族や権利者の許可が下りずこれまで極めて限定的にしか演奏されてきませんでした。ポール・ラヴェンダーの手によるこの編曲は、ミュージカルの初演から50周年を記念して、2007年にアメリカ海兵隊バンドの委嘱で新たに書き下ろされ、吹奏楽版として初めて正式に出版されることになったものです。いわばプロ仕様の難度の高い編曲ですが、すでに日本でもプロ、アマを問わず多くのバンドが取り上げています。
演奏は、「波止場」と交響曲第1番「エレミヤ」が昭和音楽大学の選抜メンバーによる昭和ウインド・シンフォニーのライブ録音、「シンフォニック・ダンス」がテキサス州のダラス・フォートワース都市圏の音楽家を中心に2006年に構成され、コーポロンが音楽監督を務めるローン・スター・ウィンド・オーケストラで、その他がノース・テキサス大学音楽大学のウィンド・シンフォニーです。指揮は交響曲第1番「エレミア」のみ福本信太郎で、その他はユージン・コーポロンです。
バーンスタインの魅力がたっぷり詰まった聞き応えのあるアルバムをお楽しみください。
(2014.04)
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