1. | ハンディントン・セレブレーション ( A Huntingdon Celebration ) [ フィリップ・スパーク ( Philip Sparke ) ] ( 5:20 ) ヨハン・ヴィレム・フリソ軍楽隊 |
2. | カレイドスコープ ( Kaleidoscope ) [ フィリップ・スパーク ( Philip Sparke ) ] ( 11:31 ) ヨハン・ヴィレム・フリソ軍楽隊 |
3. | ストラスカロン:ハイランド讃歌より ( Strathcarron from Hymn of the Highlands ) [ フィリップ・スパーク ( Philip Sparke ) ] ( 6:35 ) ヨハン・ヴィレム・フリソ軍楽隊 |
4. | マスカレード: 序曲 ( Masquerade: Overture ) [ フィリップ・スパーク ( Philip Sparke ) ] ( 4:39 ) ヨハン・ヴィレム・フリソ軍楽隊 |
5. | マスカレード: エレジー ( Masquerade: Elegy ) [ フィリップ・スパーク ( Philip Sparke ) ] ( 5:47 ) ヨハン・ヴィレム・フリソ軍楽隊 |
6. | マスカレード: 間奏曲 ( Masquerade: Interlude ) [ フィリップ・スパーク ( Philip Sparke ) ] ( 0:27 ) ヨハン・ヴィレム・フリソ軍楽隊 |
7. | マスカレード: フィナーレ ( Masquerade: Finale ) [ フィリップ・スパーク ( Philip Sparke ) ] ( 4:18 ) ヨハン・ヴィレム・フリソ軍楽隊 |
8. | 良い仲間との気晴らし ( Pastime with Good Company ) [ キング・ヘンリー8世 ( King Henry VIII ) / arr. フィリップ・スパーク ( Philip Sparke ) ] ( 6:21 ) ライプツィヒ放送吹奏楽団 |
9. | 暗闇を抜け、光の中へ ( Out of the Darkness, into the Light ) [ フィリップ・スパーク ( Philip Sparke ) ] ( 9:25 ) ライプツィヒ放送吹奏楽団 |
10. | クラリネット協奏曲: ジョコーゾ ( Clarinet Concerto: Giocoso ) [ フィリップ・スパーク ( Philip Sparke ) ] ( 4:26 ) ライプツィヒ放送吹奏楽団 |
11. | クラリネット協奏曲: アダージョ ( Clarinet Concerto: Adagio ) [ フィリップ・スパーク ( Philip Sparke ) ] ( 7:34 ) ライプツィヒ放送吹奏楽団 |
12. | クラリネット協奏曲: モルトヴィーヴォ ( Clarinet Concerto: Molto vivo ) [ フィリップ・スパーク ( Philip Sparke ) ] ( 4:21 ) ライプツィヒ放送吹奏楽団 |
イギリスの人気作曲家フィリップ・スパークは、自作を出版するために2000年5月に出版社アングロ・ミュージックを設立し、現在は作曲に専念しておびただしい数の作品を発表しています。
このCDはアングロ・ミュージックから出版もしくは出版準備中の吹奏楽作品7曲を集めた最新アルバムです。
イングランド東部のケンブリッジシャー州ハンティンドンを本拠地とするハンティンドンシャー・コンサート・バンドの創立10周年を記念して委嘱された「ハンティンドン・セレブレーション」は、スパークらしいサウンドに手頃な演奏時間とグレードで日本でもこれから広く演奏されるのではないでしょうか。
「カレイドスコープ」はスイスのアールガウ州ブルックに伝わる民謡の旋律を主題とした5つの変奏からなる変奏曲として書かれており、万華鏡というタイトルどおり色鮮やかに変化していく作品となっています。アールガウ州とヴォー州の音楽祭の課題曲として委嘱され、吹奏楽、ブラスバンド、ファンファーレの3部門の課題曲となるよう、3つの演奏形態用に同時に作曲されました。ここではその吹奏楽版が収録されています。2003年6月6日に秋山和慶指揮大阪市音楽団によって本邦初演され話題となった作品ですので、お聞きになった方も多いでしょう。なお、ブラスバンド版は同じアングロ・ミュージックの「KALEIDOSCOPE」(AR 006-3)や今年の全英ブラスバンド選手権の課題曲を集めた「REGIONALS 2004」(DOY CD157)で聞くことができます。
ヨークシャー・ビルディング・ソサエティー・バンドの委嘱で作曲されたブラスバンドのための7曲からなる「ハイランド賛歌」から、スパーク自身が吹奏楽での演奏にも適した4曲をピックアップして編曲し出版しています。スコットランド北西部の村の名前を付けた「ストラスカロン」もその1曲で、剣の上で踊るスコットランドの伝統的な踊りをイメージしており、アーノルドの「4つのスコットランド舞曲」の第1曲を思わせる重厚なスコッチスナップのリズムと、高揚するにつれ早くなる踊りのステップが描かれています。
スイスのヴィリサウ市音楽団の創立175周年記念に書かれたのがタイトル曲の「マスカレード」です。2003年11月に初演されたばかりの新曲で、「序曲」「エレジー」「間奏曲」「終曲」と題された4曲からなる組曲です。
スパークは作曲ばかりでなく編曲も多く書いています。ここではその編曲作品から1曲。16世紀のイングランド王ヘンリー8世は音楽に造詣が深く、教会音楽や歌曲、ヴィオール合奏曲などを作曲し、また膨大な楽器のコレクションを残しました。3声のバラッド「良い仲間との気晴らし」は代表作の一つで、ここではスパークが原曲の雰囲気を残しルネッサンス舞曲風に仕上げました。
ニューヨーク州ヘムステッドのホフストラ大学シンフォニック・バンドの委嘱で作曲された「暗闇を抜け、光の中へ」は、これまでのスパークの作品から一味違った作品に仕上げられています。挫折や敗北に直面した人間がその内なる力でそれに打ち勝つことを表しています。
そして最後を飾るのは「クラリネット協奏曲」。マーティン・エレビーの妻でスパークの古くからの友人であるクラリネット奏者リンダ・メリックはイギリスの著名な作曲家にクラリネットと吹奏楽のための協奏曲を委嘱しました。この曲はその委嘱に応じて作曲され、古典的な3楽章の協奏曲にラグタイムやビ・バップのスタイルが取り入れられたものとなっています。独奏にリンダ・メリックを迎え、華やかな演奏が繰り広げられます。
なお、メリックは夫のマーティン・エレビーやナイジェル・クラークにも委嘱しており、それらの作品はメリック自身によってレコーディングされ、ポリフォニック・レーベルから「LINDA MERRICK」(QPRM 137D)としてリリースされています。
演奏は「マスカレード」までの4曲がテイメン・ボトマ指揮ヨハン・ヴィレム・フリソ軍楽隊、「良い仲間との気晴らし」以降の3曲がこのレーベル初登場のヤン・コーベル指揮ライプツィヒ放送吹奏楽団です。
なお、出版されている作品の楽譜はすべてお取り寄せできますので、こちらにお問い合わせください。
(2004.01)
|
|
| ||||||
|
|
| ||||||
|
|
| ||||||
|
|
| ||||||
|
|
|
クレジットカード(推奨) |
ご利用いただけるのは、以下のカードです |
後払い(コンビニ・銀行・郵便局) |
■このお支払方法の詳細
■ご注意
|
代金引換 |
ご利用いただけるのは2回目以降のご注文からとさせていただいております。
■このお支払方法の詳細
■ご利用可能なお支払い方法
|
銀行振込(前払) |
|
商品代金(本体・税別) | 発送方法が |
発送方法が |
支払い方法が 「代金引換(コレクト便)」 の場合 |
|
時間指定:可能な場合あり | 時間指定:可能 | 時間指定:可能 | ||
送付手数料 | 0円 | 550円 |
880円 |
1210円 |
1円〜3,000円 |
|
|||
3,001〜5,000円 |
無料 |
|||
5,001円〜10,000円 | 550円
|
|||
10,001〜15,000円 | 無料 |
550円 |
||
15,001円以上 |
|
発送にかかる日数の目安
発送方法 | 北海道、東北、中国、四国、九州、沖縄 | それ以外 |
ヤマト運輸の宅急便・コレクト便 レターパックプラス/ライト(郵便小包) |
2日 | 翌日 |
ヤマト運輸のネコポス便 |
|
クレジットカードでお支払いの場合についての追記
代金引換によるお支払いに関して
※平成26年4月1日より一部変更の上適用
お客様のご都合によるキャンセル
お客様のご都合によるキャンセルで、すでにご入金をいただいている場合の返金
3万円未満の返金 | 220円 |
---|---|
3万円以上の返金 | 440円 |
ミュージックストア・ジェイ・ピーの都合によるキャンセル
前払いで未入金のお客様へ
商品発送後の返品に関する規定
楽譜の場合
CDの場合
マスクや雑貨の場合
ミュージックストア・ジェイ・ピーのミスで違う楽譜や雑貨、破損CDなどをお届けしてしまった場合は、もちろん返品に応じます。