G線上のアリア(J.S.バッハ)

AIR ON G-STRING (Johann Sebastian Bach)

演奏時間

約5分30秒

調

E-flat Major(原曲:D Major)

グレード

★★★☆☆

出版

アトリエ・エム(レンタル)

オススメ

アンサンブル力を高めたい小編成バンドに

 私の編曲は比較的原曲に忠実なものが多いですが、この曲に関してはかなり自由な発想で編曲しています。

 一見吹奏楽向きとは思えないこの作品をいかにウインド・アンサンブルに翻訳するかを考えました。大バッハへの冒涜かと葛藤しつつ、構想を練るうちに勝手に私のイメージは膨らんでしまいました。

 大阪音大での教材として編曲しました。ひとつの声部を色々な楽器が引き継ぐ、いわゆる音色旋律の技法が多用されています。演奏にはスムースなバトンタッチのための綿密な練習が必要です。

 少人数バンドのための編曲ですが、大編成バンドで演奏しても効果的です。

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参考音源
Integrated Students' Winds
(大阪音大短期大学部音楽専攻吹奏楽コース)
指揮:高橋 徹

PDF (20KB)

MP3(5分35秒 5MB)

楽器編成
*のパートは欠けても演奏できるように独立した音がある箇所では他のパートにキュー(小さな音符)が施されています
ピッコロ、フルート(div.あり)、オーボエ1、バスーン1、Ebクラリネット、Bbクラリネット2、*アルト・クラリネット、バスクラリネット、アルト・サクソフォーン、テノール・サクソフォーン、バリトン・サクソフォーン、トランペット2、ホルン2、トロンボーン2、ユーフォニウム、チューバ(div.あり)、*弦バス、ティンパニ、グロッケンシュピール、ヴィブラフォン

楽譜と音源の入手方法

 この楽譜はアトリエ・エムを通じてレンタル譜として提供しています。詳しくはアトリエ・エムのホームページへ。